夏らしい強い日差しの照りつける一日となった14日。有明での思い出も遠い彼方に、今日は静岡県伊豆半島の南の街、下田市に行ってきました。
東海道線から伊東線に乗り継いで、そこからさらに伊豆急で終点の伊豆急下田へ。ざっと二時間くらいでしたかな。初めての伊豆急ということで、わけもなくワクワクして電車に乗り込んだわけですが、乗った車両が少し変わっていて、海岸沿いという路線の特色を生かしてか、座席が海岸側を見やすいように配置されてました。特に予備知識もなく乗ったのでちょっとビックリ。
でも海岸沿いとは言え、けっこう山道やトンネルが多くてそんなに海は見れませんでした。片瀬白田から今井浜あたりの区間は目の前に海が楽しめましたけどね。
それはさておき下田です。ここに何しにきたかというと、14〜15日にかけて行われる、下田八幡神社例大祭を見に来たのです。ここの祭りには太鼓台が出るという話があったのでコミケの帰りについでに見に行こうと思いまして。
して、実際この目で下田の太鼓台を見てきましたが、瀬戸内文化圏の太鼓台とはずいぶん形態が違うものでした。かき棒も四本柱も(たぶん)ないです。下田の太鼓台はお囃子を奏でる楽器のひとつとしての役割が大きいように思いました。太鼓に連なって、三味線、横笛、鉦の奏者が並び、華やかな祭囃子を奏でつつ、御神輿のあとに従って市内を巡幸していました。太鼓のリズムは基本、ドンデンドンな新居浜の太鼓台とはかなり趣が異なりますね。新居浜の方はその絢爛さや力強さや迫力で魅せますが、下田の太鼓はまた違う魅力を見せていました。